etcetore’s blog

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ポケットモンスターダイヤモンド・パール アニメ神回TOP10 & 感想

ついに...ついにアニポケDP全193話をAmazonビデオで見終わりました!!

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DPはアニポケシリーズの中でもかなり高評価、ということで見ることにしたのですが本当に大正解でした。めちゃくちゃ面白かったです。せっかく見終わったので個人的な神回をTOP10にまとめておこうと思います(ネタバレ注意)。

10.   第2話 ピカチュウをさがせ!202番道路!

  やっぱりピカチュウの自転車を壊す回は忘れられません。ピカチュウがヒカリの自転車を壊してしまった時に見せる困り顔が可愛いです。

この回はサトシがタケシと再会する回でもあります。タケシが同行していたお姉さんに捨てられサトシと旅することに(笑)。

まだ新米のヒカリとポッチャマの掛け合いも面白いです。というか基本的にポッチャマとヒカリが喧嘩する時は必ず面白い展開になります。

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9.   第3話 ライバルバトル!3対3!

  シゲル以来のライバル(AG時代にはいなかったので)、シンジ登場回です。改めてみると、初期シンジはかなり冷酷な野郎だなと感じました。しかしサトシとの出会いを通して劇的に成長していきます。

DP初期サトシは気合と根性でガンガンいこうぜ!スタイルです。たとえ相性が悪くても、ポケモンがやる気をみせたなら「そのやる気買ったぜ!」と言ってバトルに挑むようなトレーナーです。

一方でシンジはかなりの効率重視、個体値を気にかける描写もみられるくらいの理論派トレーナー。勝つためなら手持ちポケモンを犠牲にすることも(ゲームではよくある戦略ですが)。ポケモンに対してかなり厳しく接しています。

バトルは結局のところ引き分けだったのですが、その時のサトシのセリフがかっこいいです。「先に倒れたのは俺のピカチュウだった、俺の負けだ」サトシの勝負への熱意はアニメが始まったときから変わっていません。

それに対するシンジの返し「こんな結末じゃ勝ったとは言えない」もいいですよね。どちらも勝負への真摯な気持ちがストレートに伝わってくるセリフだと思います。

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8.   第144話 ダンジョン攻略!?谷間の発電所

  これはヒカリがサトシやタケシに対して恋愛感情を抱いていないことが公になる回です。個人的にとてもショックな回でした!ここまでで3年は一緒に旅しているのに!長く旅していると逆に家族みたいに感じるようになるんですかね。

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7.   第33話 スキです!ポケモンなりきり大会!

  日常回のひとつです。ピカチュウが様々なポケモンのものまねを披露してくれます。ピカチュウってこんな特技があったのか!と思ってたら、無印のときから得意だったんですね。ピカチュウ好きにはたまらない回ですね。(写真は無印の時のタケシのものまね)

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6. 第39話 ピカチュウのおるすばん!

  サトシたちは蒸気船で移動しようと乗ることになりますが、出向時間にはまだあることに気づき、ポケモンたちをおいて買い物へ出かけることに。サトシはピカチュウポッチャマにみんなのお世話を頼みますが...

船で可愛いポケモンたちがドタバタコメディーを繰り広げてくれます!息抜き回も大切ですよね。

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6. 第42話 ラクライ訓練センター!

  かみなりのコントロールが上手くできないラクライの訓練を手伝う話です。あまりラクライの訓練に積極的でないブリーダー、ユウスケに対してタケシがブリーダーとしての心意気を見せてくれます。育成回にタケシ在り。さすがタケシだぜ!

ただ、この回の見どころはロケット団です!ラクライを捕まえようと企みますが、訓練にひたむきなラクライを見てコジロウとニャースは感動してむしろ協力を願い出ます。一方、ムサシはまったく感動せず無理やり作戦を決行することに...

一番驚いたのはムサシが一人でもメカを作れるところですね。ずっとコジロウとニャースにやらせている(とみられる描写が多い)ので、てっきり苦手なのかと思ってました。実際二人ともこのように驚いています。

コジロウ「ムサシが一人でメカを!?」

ニャース「やればできる子なのにゃ」

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5. 第53話 ヒコザルの涙!

  シンジに捨てられたヒコザルは、サトシに拾われて一緒に旅をすることになりました。初めてサトシたちとご飯を共にするとき、みんながわきあいあいと食事の準備をし、楽しく食べている姿をみてシンジといた頃との違いに戸惑います。ただ地面に缶詰を置かれて食べたらすぐ訓練、バトルをして勝っても褒められることはない、そう扱われていたヒコザルはサトシたちの温かさにふれ涙を流してしまいます。

ヒコザル、泣きたかったら泣いていいんだぞ」サトシのセリフです。ポケモンへの愛を感じる名セリフだと思いました。とても10代前半の吐く言葉とは思えないです。最高のヒコザル回でした。

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4. 第171話  トゲキッス舞う!王女さまのポケモンコンテスト!!

  ヒカリそっくりの王女様と出会い、ヒカリと王女が入れ替わる回。

僕はこれまでずっとヒカリのスカートは短すぎるのではないかと思っていました。

しかしこれまで誰一人として服装について指摘した人はいなかったので、これは普通なんだありがとうございます!!と思っていました...が!!!

物語終盤にしてついにサルビア王女様が指摘してくれました!やっぱり短いですよね。

恥じらう顔も最高です!!

あとサトシとタケシの顔。彼らは悟りを開いているんですか?

 

また、ここでポケモンコンテストのルールが少し新たに明かされています。

ヒカリはこれまでにコンテストリボンを5個集めてグランドフェスティバルの出場権を得ていますが、この回において6個目にも挑戦しています(正確にはヒカリに変装したサルビア王女ですが)。つまり例え5個集まっていても出場できるんですね。

少しでもライバル減らすために他のコンテストにも出ればいいのに...とふと思ってしまった僕はセコいのでしょう。

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3. 第164話 ポッチャマはぐれる!

  サトシのフカマルの「りゅうせいぐん」がまだ未完成だった頃の話です。サトシがりゅうせいぐんを指示するたびに、攻撃はポッチャマになぜかホーミングして当たってしまいます。ポッチャマが抗議をしても、サトシやヒカリは気にかけてくれません。そしてついに拗ねたポッチャマナナカマド博士のもとへ一人で帰ることに!

とりあえずポッチャマフカマルがとてもキュートです。ポッチャマからみたヒカリの姿はこんなふうに見えるんですね(笑)。

DP終盤は本当に捨て回がありません。どれも面白いです。

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2.  第191話 思い出はパール!友情はダイヤモンド!

  シンオウ地方での旅を終えたサトシとタケシはカントー地方へ帰ることになりますが、ポッチャマはサトシたちと別れるという現実を受け入れられず家を飛び出します。

ポッチャマの涙に僕も泣いてしまいました。

本当にポッチャマは良いキャラでした。最初は騒しいクソペンギンなんて思っていましたが、見終わった今は一番好きなポケモンです。ポッチャマは本当に良いキャラをしていました。お調子者でおっちょこちょいで、そのくせ涙もろくて...ヒカリが最初に別のポケモンを選んでいたなら、きっとDPは全く違うものになっていたと思います。

内容はさることながら、タイトルもすごいなと思いました。締めくくりはこのタイトルにすると決めていたのでしょうか。

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1.  第186~188話  ライバル決戦!サトシ対シンジ!!

  DP史上、最高のバトルといったらこれしかないでしょう!正反対のトレーナー、サトシとシンジ。互いに衝突しあうたびに、影響を受けてそして成長していった、これが本当のライバルだ!!

シンジ戦において、サトシは以前とは見違えるように勝負スタイルが向上しています。またシンジも戦ったポケモンに声をかけるなど、初期シンジでは考えられない行動を起こします。もちろん、シリーズが変わると突然変わるサトシみたいなものではなく、物語の途中途中で彼らの成長が見られ、このバトルがその集大成です。

これほど見終わって清々しい気持ちでいられるバトルはもう出てこないんじゃないか、とまで思ったりしました。

最後にシンジが「強くなったな、ゴウカザル」と言って

サトシが「ああ、強くなった!」と返すシーンには思わず涙がでてしまいました。

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以上個人的なTOP10でした。最後に全体的な感想です。

  1. OP&ED ... どちらも前向きな曲が多めで元気がでます。2番目のOPにサトシとヒカルの歌う「ハイタッチ」がありますが、サトシがガチなのにヒカリはゆるくて笑ってしまいました。
  2. バトル ... xyを見ているとDPのポケモンバトルには視覚的に物足りなく感じると思います。ただストーリーが進むにつれ、サトシのバトルに幅が増えて戦略的な面が楽しめます。シンジ戦とリーグ戦は燃えること間違いなし!
  3. ポケモンコンテスト ... ヒカリをとりまくコンテスト仲間たちとの交流が良かったです。2次審査で戦闘不能になったら負けって、もうなりふり構わず潰しに行けよと思ったのは僕だけですか。
  4. 日常回 ... 個人的には楽しめた回が多かったです。特に終盤はどれも見逃せません。ただギンガ団が絡む回があまり好きではなかったです。ポケモン警察の無能っぷりが見るに堪えません。ギンガ団だけでなく、ポケモンハンターJに対しても結局何もできずに終わっています。そもそも捜索するなら鳥ポケモン持とうよ

本当にあっという間の193話でした。真面目話、見終わった後は感動とそして消失感がありました。もうサトシ、ヒカリ、タケシが集まって旅をすることはないのでしょうか。まだまだ彼らの旅を見ていたかったです。